【緊急】日本政府・企業は米国に砲弾製造用火薬・155ミリ砲弾を提供するな~中国化薬に反対の声を |

これは実質的な戦地への弾薬提供であり、なし崩しに殺傷能力のある武器輸出に踏み込むものです。日本は憲法9条を保持する「良心的軍事拒否国家」として、非軍事の支援に徹するべきです。日本政府・企業は米国への提供に向けて動いており、大至急、反対の声を可視化させる必要があります。皆さんも、中国化薬にメール、電話、FAXで問い合わせや意見を届けてください。
<私の問い合わせ>
ロイター通信の報道によれば、ウクライナへの軍事支援を続ける米国が、砲弾の増産に必要な火薬を日本から調達しようとしており、155ミリ砲弾に必要なトリニトロトルエン(TNT)の調達を日本企業に打診したとされています。この報道について、日本で唯一TNTを製造していると見られる貴社は、「輸出について米政府および米軍から直接打診を受けたとの事実はない」と答えています(6月2日、ロイター)。一方で、6月16日の読売は、日本政府が米国に日本産火薬を提供する方向で調整している、と報じ、「国内の火薬メーカーで一定量を提供できる見通しが立った」としています。そこで伺います。①日本政府から、米国へ提供するためのTNT火薬の件で打診を受けた事実はありますか。 ②もしあるなら、報道の通り、提供する方向で検討しているのですか。 ③今回の火薬の提供は、実質的な戦地への武器輸出であり、紛争を助長しないとの日本政府の理念に真っ向から反するものです。また、2月の日経新聞の世論調査では、ウクライナへの武器提供に76%が反対しています。企業として、こうした案件に協力すべきではないと思いますが、いかがですか。重要な問題ですので、なるべく早く、誠実にお答えいただくようにお願いします。
米軍が日本から火薬の調達検討、ウクライナ向け砲弾用=関係者(6月2日、ロイター)
https://jp.reuters.com/article/japan-exlosives-export-idJPKBN2XO03Q?taid=647951f5d4faf00001dd31ec&utm
ウクライナに日本の火薬、アメリカ通じた間接提供を調整…155ミリ砲弾も協議か(6月16日、読売)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230616-OYT1T50059/
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