【報告】<東京・名古屋同時行動>三菱重工は憲法違反の長距離ミサイル開発をやめろ!申し入れ |










「死の商人になるな」ミサイル長射程化に市民団体が抗議、製造元の三菱重工前で【動画あり】
https://www.tokyo-np.co.jp/article/216877
明日11月30日は、明文改憲よりひどいとも言える未曾有の大軍拡「閣議決定」への最初で最後の大行動となる日比谷野音集会と久々の国会請願デモがあります。万難を排して集まりましょう!!!
『軍事費増やして生活壊すな!改憲反対!カルト癒着の政治をただせ11.30 in 日比谷野音』
11月30日(水)
集会 18時30分~19時15分
国会請願デモ 19時30分~20時30分
会場:日比谷野外音楽堂(日比谷公園内)
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
詳細 http://sogakari.com/?p=6310
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【報告】<東京・名古屋同時行動>三菱重工は憲法違反の長距離ミサイル開発をやめろ!申し入れ
11月29日、東京・丸の内にある三菱重工本社に「敵基地攻撃ミサイルを開発するな!」と23人で抗議の申し入れを行いました。本社ビル正面前で、横断幕やプラカードを掲げてアピールした後、泉澤清次取締役社長あての要請書(別掲)を読み上げて、守衛に提出。三菱重工は社員による受け取りを拒否するという不誠実極まりない対応でした。
三菱重工は敵基地攻撃ミサイルを開発するな!
三菱重工は憲法違反のミサイル開発をやめろ!
三菱重工はミサイル軍拡競争に加担するな!
三菱重工は「死の商人」になるな!
三菱重工はインドネシアへの武器輸出もやめろ!
三菱重工は平和への責任を果たせ!
などとコールをぶつけました。
同じ時間帯に、名古屋でも「不戦へのネットワーク」の呼びかけで、「12式地対艦誘導弾」の長射程化を担う小牧北工場(名古屋誘導推進システム製作所)に対する申し入れが行われました。こちらも、事前のアポイントに返答さえせず、当日に警備会社の職員が受け取るという形に。工場周辺は人通りがほとんどないため、9人の参加者は雨にも負けず、そばの基幹道路に向かって、横断幕を掲げてマイクアピールを行ったそうです。
東京本社への事前のアポイントの際、総務の社員は、「ミサイル開発を中止すべき」との要請内容に関して、「国が決めることであり、判断する立場にない」と無責任に繰り返しました。
三菱重工はインドネシアへの多機能護衛艦の輸出商戦にも参入しています。このまま国策企業に堕して、かつての侵略戦争に加担した過ちを繰り返すのでしょうか。三菱重工の責任は重大です。
開発・量産される長射程化した「12式地対艦ミサイル」は、完成後に海外輸出される恐れもあります。岸田政権は、戦闘機やミサイルを含む武器輸出の全面解禁を狙っており「死の商人国家」への暴走も始まろうとしています。
開発されていく長距離ミサイルについて、琉球弧(南西諸島)、富士山周辺、北海道の順に配備が検討されているとの報道もありました。憲法9条を保持したままで、射程1000~3000キロもの長距離ミサイルを開発し、各地に配備するのは露骨な軍事的挑発です。東アジアのミサイル軍拡競争を激化させ、戦争を呼び込む暴挙に他なりません。
新地上発射ミサイル、3段階配備検討 南西諸島→富士山→北海道 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20221124/k00/00m/010/403000c
三菱重工は重工長大製品が多く、身近な物は少ないのですが、ビーバーエアコンをはじめとする空調機器は不買の対象になり得ます。憲法違反の敵基地攻撃ミサイルを量産し、インドネシアへの武器輸出も画策する三菱重工を本格的な「死の商人」にさせないために、三菱重工不買の働きかけも有効になります。#三菱重工不買 #ビーバーエアコン不買 などのハッシュタグでのツイートも呼びかけます。
◆東京新聞の望月衣塑子記者による動画付きの報道です↓
「死の商人になるな」ミサイル長射程化に市民団体が抗議、製造元の三菱重工前で【動画あり】
https://www.tokyo-np.co.jp/article/216877
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【要請書】
三菱重工業 取締役社長 泉澤清次様
憲法違反の敵基地攻撃ミサイルとなる「12式地対艦誘導弾」の長射程化を中止してください
岸田政権は、12月中旬にも「国家安全保障戦略」「防衛計画の大綱」「中期防衛力整備計画」を改定し、5年以内に軍事力を抜本的に強化しようとしています。その柱が「専守防衛」の国是を捨て去る「反撃能力」=「敵基地攻撃能力」の保有です。これが実現すれば、能力を制限することにより、隣国に届くミサイルをあえて持たないできた日本の<国のかたち>が変わることになります。
米国の「中国攻撃作戦」を補完することになる長距離ミサイルは、今後10年で1500基も保有することが検討され、真っ先に琉球弧(南西諸島)への配備が目論まれています。配備されれば、ただちに相手からの標的となることは必至であり、住民に重大なリスクを押し付けることになります。
こうした長距離ミサイルの主力が、戦闘機や艦艇や潜水艦からも発射できるようにしつつ、射程を1000キロ以上に延伸させる「12式地対艦誘導弾」です。この長射程化は2020年12月、菅政権のもとで閣議決定されて始まっており、2023年度の概算要求にも、開発経費272億円に加えて、量産経費(金額未定の事項要求)さえ盛り込まれています。
この憲法違反の敵基地攻撃ミサイルの開発・量産を担うのが、軍需企業最大手の三菱重工です。貴社はこれまで、武器輸出についても「国策に従うまで」と責任転嫁を行い、インドネシアへの多機能護衛艦の輸出などを画策してきました。さらに、憲法違反の大軍拡にも加担して儲けようとしています。貴社の社会的責任が厳しく問われていることを自覚すべきです。
本日11月29日、名古屋の「不戦へのネットワーク」が呼びかけて、「12式地対艦誘導弾」の長射程化を実際に行う三菱重工小牧北工場(名古屋誘導推進システム製作所)に対する申し入れ行動が取り組まれています。私たちはこれに連帯して、同じ時間帯に東京本社への申し入れを企画しましたが、貴社は社員による受け取りすら拒否しました。消費者の声に真摯に向き合わない姿勢に強く抗議します。
今ならまだ、引き返すことは可能でしょう。貴社が製造、開発したミサイルが隣国に生きる人々を殺傷する未来を招かないために、ただちに「12式地対艦誘導弾」の長射程化を中止することを決断してください。
2022年11月29日
STOP大軍拡アクション
<連絡先> TEL 090-6185-4407(杉原) メール anti.arms.export@gmail.com
<参加団体>
島じまスタンディング、大軍拡と基地強化にNO!アクション2022、ヨコスカ平和船団、非核市民宣言運動・ヨコスカ、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)
<賛同団体>
日本山妙法寺、平和をつくり出す宗教者ネット、基地のない沖縄をめざす宗教者の集い、ピースリンク広島・呉・岩国、ポレポレ佐倉、研究所テオリア、小樽・子どもの環境を考える親の会、共同行動のためのかながわアクション、ピープルズ・プラン研究所、不戦へのネットワーク、緑の党グリーンズジャパン、日本消費者連盟、チェチェンニュース編集室、日本カトリック正義と平和協議会、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、ストップ秘密保護法かながわ、ナインにいがた、医療と福祉の戦争協力に反対する連絡会議、Activists for All、Justice for Kids、イノベーション・コースト構想を監視する会、あとりゑ・
クレール、猫の事務所九条の会、平和憲法を未来へつなぐ会・小樽、ベクレルフリー北海道、生活と政治を考える都筑区民の会、平和をあきらめない人々のネットワーク・福岡(11月29日現在)