【報告】三菱重工と三菱電機は武器輸出をやめろ!6.29株主総会抗議アクション |



















6月29日午前、強い日差しが照りつける中、NAJATが呼びかけた「三菱重工はインドネシアに護衛艦を輸出するな!三菱電機はマレーシアへの防空レーダー輸出と日英ミサイル共同開発をやめろ!株主総会抗議アクション」(長い)を行いました。
参加者は6人。まずは三菱重工の株主総会が行われる東京會舘前へ。昨年も登場した「日本国民党」という極右団体の青年がスタンバイしており、私たちが到着するやいなや、ものすごく音量の大きい高性能ハンドマイクで罵詈雑言をがなりたてました(途中でビル反対側の「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」の妨害に移動」)。「支援する会」の皆さんは「三菱重工は韓国「最高裁」判決に従い、法的義務と責任を果たせ!」と訴えられていました。歴史改ざん主義者の増長は危険な時代の証だと思います。
私たちは、横断幕やノボリを掲げながら、露骨な殺傷武器の輸出をやめろ、とマイクアピール。シュプレヒコールもぶつけました。
三菱重工前から徒歩で移動して、今度は三菱電機の株主総会会場であるパレスホテル東京前でも抗議。
隣では「三菱電機派遣切り争議を勝たせる会」「電機・情報ユニオン愛知支部」の皆さんが抗議行動。三菱電機は、鎌倉工場での女性労働者への「監禁部屋」をはじめとする深刻な人権侵害が多数発覚している有数のパワハラ企業です。また、各製作所で次々と発覚した検査不正の問題も極めて重大です。
私たちは、今年度内にも岸田政権が、戦闘機やミサイルを含む全面的な武器輸出の解禁に踏み込もうとしていることにも警鐘を鳴らし、これからの時期が重大な分岐点になると訴えました。
※三菱電機の株主総会会場の手前、三井住友ホールディングスの前では、気候危機を加速させる石炭火力発電への投融資などをやめるよう、知人を含む30人以上の人々がアピールしていました。こちらは若者の参加が目立ちました。