【報告】パラリンピック止めろ!開催に抗議する 8.21銀座デモ |


















8月21日、新橋駅前SL広場に集合して行われた「パラリンピック止めろ!開催に抗議する銀座デモ」に参加しました。主催は「オリンピック災害おことわり連絡会」と「反五輪の会」。この日の参加者は50人。前日の「集火式」に抗議する迎賓館前スタンディングに続く連日の行動でした。
出発前集会を行ったSLの脇には、富士通のスクリーンがあり、パラリンピックの「ピクトグラム」やマラソンの案内などを流していました。見ている人は誰もいませんでしたが。
様々な方が発言。埼玉の方は、「スタンディングなどの行動を続けてきた。学校観戦について、誰が責任を取るのか分からない。埼玉はわずか1つの小学校のみ、359人が参加予定だ。なんとか中止させたい」。しかも、子どもたちが見に行くのは、朝霞基地で行われる射撃なのです。
横浜・寿などで野宿舎支援も続けている越智祥太医師は、「医療現場も保健所も追い詰められている。コロナ訪問診療のため、通常医療が出来なくなっている。菅首相が"GO TO"や五輪で招いたのに責任を取らない。命の選別は既に行われている。多様なあり方を認めないパラリンピックは、地域で作ってきた福祉を壊すものだ」と強く批判。
パラリンピックやめろ!
命を守れ!
誰も殺すな!
暮らしを守れ!
病院守れ!
差別をやめろ!
選別やめろ!
分断するな!
などのシュプレヒコールをあげた後、デモに出発。
プラカードには、「勝手に決めるな 命の価値」「優劣決めるな 子どもを巻きこむな!」「競争やめろ!」など、パラリンピックへの根源的な批判が書かれていました。パラリンピックは、「健常者」の基準を当てはめ、能力主義を押し付け、特権的パラアスリート(頑張る障がい者像)を作り出すものです。
命の選別 パラリンピック!
差別を広げる パラリンピック!
分断広げる パラリンピック!
福祉切り捨て パラリンピック!
命の価値を 勝手に決めるな!
優生思想の祭典やめろ!
障がい者の分断 今すぐやめろ!
乗り越えさせるな 社会が悪い!
頑張らせるな 社会が悪い!
子どもの動員 今すぐやめろ!
学校連携観戦やめろ!
子どもの命を危険にさらすな!
デモは注目度も高く、銀座の繁華街をまっすぐに進みました。
オリパラ会場を解放しろ!
オリパラ会場を医療施設にしろ!
医療が崩壊し、日々、自宅で命を奪われる人が出ている中、国や東京都はただちにパラリンピックを中止して、一刻も早く臨時病院を設置、稼働させるべきです。パラ会場は臨時病院として活用すべきです。
メディアの取材は五輪と比べてガクンと減りました。それだけに、私たちはより一層大きく、強く、声を上げ続ける必要があります。
【必見です!】
人殺しTOKYO2020 パラリンピック抗議デモ(約6分)
https://youtu.be/Op-uNWMzhAc
※黒崎孝一さん撮影・制作
「命を守れー」パラリンピック開催に異議唱え銀座でデモ行進
(8月21日、日刊スポーツ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca21a9a0eb9a8cfd1703115c5180b46eba60ef8a
※コメントが載っていますが、私は「呼びかけ人」でなく一参加者です。