【報告】三菱重工・三菱電機は武器輸出をやめろ!6.29株主総会連続アクション |








三菱重工は最新鋭の多機能護衛艦のインドネシア輸出を狙っています。様々な戦闘能力を持つ攻撃型武器であり、本来なら「防衛装備移転三原則」の運用指針(用途を救難・輸送・警戒・監視・掃海に限定)に抵触し不可能なはずです。それを用途の限定がない「共同生産」の形で強行突破しようというのです。
ただ、6月11日付の日経新聞が「イタリア造船大手のフィンカンティエリが10日、インドネシア国防省とフリゲート艦計8隻を同国に供与する契約を結んだと発表した。インドネシア政府は中国の海洋進出に対応するため海軍力の強化をめざし、日本を含む複数の国とフリゲート艦や護衛艦の調達を巡る交渉を進めていた」と報じており、日本が脱落した可能性もあります。至急確認したいと思います。
三菱重工は、名古屋誘導推進システム製作所で射程百数十kmの「12式地対艦誘導弾」の長射程化(900kmないし1,500kmへ)も推進。これは「専守防衛」を逸脱する"敵基地攻撃兵器"です。どちらも露骨な憲法違反であり、「コンプライアンス」(法令遵守)はどこ吹く風。
一方、同じ三菱グループの三菱電機は、現在、鉄道車両向けの空調設備やブレーキ部品の検査で35年以上に渡って不正を行っていたことが発覚し、杉山社長が辞任を表明しました。また、上司のパワハラによる自死の多発など、「不祥事のデパート」と呼ばれるに至っています。
その三菱電機が最先端の「死の商人」であることはあまり知られていません。①機能が疑われる偵察衛星を独占受注 ②戦闘機用新型ミサイルの日英共同開発に参加。F35にも搭載され戦争犯罪に加担する恐れ ③フィリピンへの防空レーダー商戦で受注。初の完成品の武器輸出に ④マレーシアへの防空レーダー商戦に参加へ。と罪状を重ねています。私たちは以前から #三菱電機不買 を呼びかけてきました。
さらに三菱グループでは、三菱商事も石炭火力開発を推進し、ミャンマー国軍を利するガス田開発に関わるなどしており、批判を浴びています。同グループは、まさに"反社会的集団"と化しているのではないでしょうか。引き続き、粘り強く声をあげていきたいと思います。
今回、見逃せない出来事がありました。三菱重工株主総会前で訴える私たちの写真を執拗に撮り、警察に守られながら、性能の良いトラメガで「株主総会は韓国のゆすり・たかりに屈するな」と叫ぶ悪質なレイシストの登場です。もちろん私たちは強く抗議しました。今まで何度も株主総会抗議に来ましたが、レイシストの登場は初。危機の深まりの表れではないでしょうか。
【抗議先】
◆三菱重工 TEL 03-6275-6200(代表)
◆三菱電機 TEL 03-3218-2111(代表)
#三菱電機不買 でツイートを!
◆伊藤忠アビエーション(武器輸出に向けた事前調査を担当)
TEL 03-6435-5100
FAX 03-6435-5190
メール https://www.iaj.co.jp/inquiry/edit/ (お問い合わせフォーム)