「もう武器見本市に出展しないで」ポスターと要望書を出展企業に送付! |


「安保関連法に反対するママの会@ちば」と「幕張メッセでの武器見本市に反対する会」はこれを止めるため奮闘してきましたが、幕張メッセで再び武器見本市「DSEI Japan」を開催する計画が進んでいます。そこで私たちは、これまで幕張メッセでの武器見本市に出展した企業あてに、出展しないよう求める要望書とポスター(写真)を送付しました。
今年5月の開催を予定していた当のDSEI Japanは、新型コロナの感染拡大を理由に来年に延期するとの情報もあります。引き続き、県に貸し出し中止を求めるとともに、出展企業へ市民の声を届け、踏みとどまっていただくことを目指しています。
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【要望書】
2021年2月 日
様
安保関連法に反対するママの会@ちば
幕張メッセでの武器見本市に反対する会
わたしたちは「防衛装備品」見本市の中止を求めています。
「防衛装備品」とは言葉の粉飾に過ぎず、武器、兵器、戦争の道具に他なりません。2017年に千葉市幕張メッセで武器見本市「MAST Asia」が開催され、その後、2019年6月に「MAST Asia」が、11月には「DSEI Japan」が開催されました。
これらの開催には多くの人々から抗議の声が寄せられ、わたしたちが呼びかけた中止を求める署名は総数2万筆を超えています。また見本市の開催当日には会場となった幕張メッセ前に400人以上の人が集まり、「死の商人は帰れ」「武器見本市はいらない」などと声をあげました。この様子はTBS「ニュース23」など大手メディアでも報じられ、私たちの抗議活動には大きな賛同が集まっています。
にもかかわらず、DSEI Japan は今年5月に再び幕張メッセを会場として武器見本市を開催すると公表しています。DSEI Japan 2019には、イエメンを無差別空爆するサウジアラビアに武器を輸出している英米仏の軍需企業や、パレスチナ人への戦争犯罪に加担しているイスラエルの軍需企業、核兵器製造企業など、世界中から厳しい批判にさらされている企業が出展しました。
貴社の製品がそれらと同列に展示されることをどのようにお考えになっておられるでしょうか。少なくとも一般の目には失礼ながら貴社についても、「紛争、戦争が世界のどこかで起こることで儲けを得ようとする死の商人」と映っています。つきましては以下のことを要望いたします。
記
一、2021年に開催予定のDSEI Japan には出展しないでください。
二、今後、世界のどこであれ、武器見本市には出展しないでください。
末筆ながら、貴社が世界の平和に貢献し、さらなる発展を遂げられることをお祈りいたします。
以上