新所沢の知られざる米軍秘密基地に驚愕! |



11月29日、「敵基地攻撃能力」保有を批判する講演の帰り、集会での地元の方の報告にあった米軍基地を見て帰ろうと、しばし探索。場所を聞いておけばよかったのですが、行き当たりばったりで広大な航空公園内外を迷った末に、米軍新所沢通信基地を発見。
地元の方によれば、世界に14ヵ所ある地球全体の通信ネットワークの一つで、いざという時(例えば、核戦争など)の最終的な通信手段を確保するためのものだと。ほとんどが北半球にあり、南半球にあるのはインド洋のディエゴガルシア島の1ヶ所のみ。米大統領と国防長官の直轄部隊だそうです。基地と言っても、地上にあるのはワイヤーアンテナのみで、広い更地がほとんど。主要部分は地下施設になっているそうです。基地だと示すものは、暗闇に浮かび上がる「WARNING 警告 在日米軍基地 立入禁止区域」の看板のみ。通常の軍事基地と異なり、周辺住民に直接の被害を与えることがなく、基地として意識されることもほとんどないであろう施設が、核戦争時に不可欠な役割を果たしかねないという事実が、あまりにも不気味過ぎると思います。
実は私も今までまったく知りませんでした。事実をもう少し調べてみたいと思います。そのうえで、この危険な基地の存在をより多くの人々に伝え、地元で頑張っている方々と力を合わせて、撤去に追い込んでいけたらと思いました。
<参考> 所沢通信施設(ウィキペディア)
https://bit.ly/39AZrrJ
※1枚目の写真、看板の右奥に赤く光っているのがワイヤーアンテナではないかと思います。