「武器より暮らしを!市民ネット」第1回相談会にご参加ください! |
「武器より暮らしを!市民ネット」第1回相談会にご参加ください!
防衛省は2020年度予算の概算要求で、過去最大を更新する5兆3223億円を計上しました。「宇宙作戦隊」や「電子戦部隊」の新設、敵基地攻撃能力を構成する「電子戦機」の開発など、新たな領域の軍事化が顕著になっています。また、護衛権「いずも」を空母化するための改修費や、空母への搭載を想定したF35B戦闘機の購入費も計上されました。
米国側の極めて有利な条件のもとで武器を買わされる「FMS」(対外有償軍事援助)方式は、F35やイージス・アショアのミサイル発射装置などの購入費も含めて、5013億円に上っています。巨額の武器購入の結果、「後年度負担」と呼ばれる武器ローンの残高は5兆4942億円と概算要求額を超える規模にまで膨れ上がっています。
武器ローン地獄にはまりながら行われている大軍拡によって、憲法9条に基づく「専守防衛」原則が葬り去られ、自衛隊が攻撃型軍隊へと変貌し、東アジアの軍拡競争が促進されているのです。
こうした大軍拡の一方で、生活保護費や年金の切り下げなど、いのちと暮らしに関わる予算が切り詰められています。保育園の整備も追いついていません。また、学生に多額の借金を負わせる奨学金問題や大学交付金の削減など、貧弱な教育予算が放置されています。喫緊の課題である気候変動対策や災害対策なども不十分です。消費増税の強行も含め、暮らしがないがしろにされる政治を正し、予算の決定権を主権者であり当事者である私たちのもとに取り戻さなければいけません。
年末には政府予算案が策定され、年明けの通常国会では予算案の審議が行われます。この期間に私たちは、「武器より暮らしを!」を掲げ、テーマを超えてつながり、予算の組み換えを求めて声をあげていきます。そのために、より多くの分野の方々に第1回相談会へのご参加を呼びかけます。ご参加をよろしくお願いします。
<「武器より暮らしを!市民ネット」第1回相談会>
10月14日(月・休) 18時~
文京シビックセンター3階障害者会館内 会議室A
(後楽園駅、春日駅)
https://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
呼びかけ:「武器より暮らしを!市民ネット2019」準備会
【呼びかけ団体】
・武器取引反対ネットワーク(NAJAT)
・大軍拡と基地強化にNO!アクション2018
・防衛費増大より教育を受ける権利と生存権の保障に公的支出を求める
専門家の会(社会権の会)
<連絡先>
090-6185-4407(杉原)
メール buki_yori_kurashi@freeml.com