【本日】川内原発2号機再稼働に抗議する行動のご案内 |
東京の杉原浩司です。[転送・転載歓迎]
当日のご案内となりすみません。九州電力は、本日10月15日(木)午前10時半に川内原発2号機の再稼働を強行しようとしています。これに対して、東京で昼と夕方にそれぞれ行動が取り組まれます。可能な方はぜひご参加ください。
後半には、14日に鹿児島県に対して提出された「川内原発30キロ圏住民ネットワーク」による要望書を貼り付けましたので、ご参照ください。
◆川内原発2号機再稼働 緊急抗議行動
10月15日(木)12時~13時
衆議院第2議員会館前
呼びかけ:さようなら原発1000万人アクション実行委員会(電話 03-5289-8224)
◆午前8時から行われる川内原発ゲート前での大抗議集会は
http://twitcasting.tv/showering00 で生中継される予定です。
※ゲート前では有志によるハンストが続けられています。
川内2号機、15日に再稼働 新規制基準で2基目(10月15日、西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/200796
【動画】川内原発2号機再稼働に反対する集会
(10月13日、KTS鹿児島放送)
http://news.ktstv.net/e60289.html
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みなさま(重複失礼・拡散歓迎!)
FoE Japanの満田です。
火山リスク、老朽化対策、避難計画、免震重要棟・・・すべての対策がうやむやのうちに、原子力規制委員会のゆるゆる形だけの審査を経て、明日(注:本日)にも川内原発2号機の再稼働が強行されようとしています。
全力で抗議しましょう! さまざまな抗議行動が予定されていると思いますが、「原子力規制を監視する市民の会」では、明日、18:30~官邸前にて抗議行動を行います。ぜひご参加ください!
<アピール行動>川内原発2号炉再稼働反対!15日官邸前行動
http://kiseikanshi.main.jp/2015/10/11/sendai2/
・日 時:2015年10月15日(木)18:30~19:30
・場 所:官邸前(地下鉄国会議事堂前駅)
・主 催:原子力規制を監視する市民の会
・問合せ:満田090-6142-1807
※10/16には、官邸前・国会前にて首都圏反原発連合による抗議行動も呼びかけられています。こちらもぜひ!
<ポイント>
川内原発2号炉は、1号炉同様、火山リスクへの対応について目途が立っておらず、実効性ある避難計画もありません。福島の子どもたちに甲状腺がんが多発していますが、甲状腺がんを防ぐためのヨウ素剤の配布についても目途が立っていません。11月には30年を経過する老朽炉でもあり、老朽化によるさまざまなリスクを抱えています。
2号炉は、交換すると公言し、保安院時代に設置変更許可までとっていた蒸気発生器については、交換せずに再稼働しようとしています。米国では、三菱重工製の蒸気発生器に欠陥が見つかり、サンオノフレ原発は廃炉が決まりました。欠陥は経済性を追求した結果でした。川内原発の蒸気発生器も三菱重工製です。
このような状況で再稼働を許すことはできません。
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満田夏花(みつた・かんな)
携帯:090-6142-1807
ツイッター:@kannamitsuta
FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986
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鹿児島県知事 伊藤祐一郎 様
原子力安全対策課 様
要望書
2015年10月14日
川内原発30キロ圏住民ネットワーク
川内原発1号機は高経年化技術評価の認可後に再稼働している。
川内原発1号機は予防保全と言って2008年に蒸気発生器を交換している。
川内原発2号機は原子力規制委員会の高経年化技術評価の認可を待たずに再稼働に入るとしている。
川内原発2号機は2014年に蒸気発生器を交換するとしたにもかかわらず交換していない。
九州電力に対して、2号機の高経年化技術評価の認可と、蒸気発生器の交換終了までは再稼働に入らないよう求めること。
九電は明日10月15日、今年の11月28日に運転開始から30年を超える川内原発2号機を起動させ、再稼働に入ると発表しています。
規制基準適合性審査は高経年化を考慮せず、新品状態の原発を審査するものです。2号機の高経年化技術評価は継続中であり、認可されていません。
1号機の高経年化技術評価の認可は極めて問題がありますが、それでも8月10日の再稼働の前の8月5日でした。しかし九電は2号機では高経年化技術評価の認可なしに明日15日に再稼働に入ろうとしています。たしかに手続き的には高経年化技術評価は運転開始から30年を経過する今年の11月28日までに認可されれば良いとされています。
しかし、福島原発事故は運転開始から32年から39年の老朽原発による事故であり、老朽化と事故の関係は未だに解明されていません。
1号機は8月7日に一次冷却材ポンプ3台の内の1台に付いている軸振動計が機能喪失するトラブルがありました。8月20日には復水器の細管が損傷し海水が漏れるという事故が発生しました。両方とも高経年化技術評価対象外の機器とされ、規制庁に対して報告義務が無い低いレベルとされていますが、納得できません。
復水器の細管損傷については、北陸電力の志賀原発1号機の金属片が飛んで行き破損して海水が流入しました。志賀原発は原子炉をすぐに停止し、このことがわかりました。本来は志賀原発同様に川内原発でも、原子炉をすぐに停止して調べるべきです。
※2号機の軸振動計については、検査したのか交換したのか九電は発表しません。
※2号機の蒸気発生器については、57本の細管を施栓したとだけ発表し、他の部位についての検査について発表しない。
川内原発30キロ圏住民ネットワーク
(略称 原発30キロ圏ネット)
事務局 〒896-0021 いちき串木野市住吉町134
TEL 0996-32-9726 FAX 0996-32-9727
携帯090-9130-0995
川内原発30キロ圏住民ネットワーク
代表 高木章次
(避難計画を考える緊急署名の会 共同代表)
副代表 西薗 典子
(さよなら原発@ひおきの会 代表)