【報告と呼びかけ】報酬審議会の傍聴を公式に認めるよう求めた陳情は「不採択」に! |

今回議論されたのは以下の陳情の2項目目です。1項目目は既に議員報酬引き上げが強行されてしまいましたので付託されませんでした。
→ http://kosugihara.exblog.jp/20868515/
以下は私がその場に提出して、議員に配布された説明資料です。この内容に即して、3分ほど議員に説明しました。その後、議員と役所の担当者との間で質疑が行われた後、扱いについて採決。日本共産党(岩永しほ子)のみが採択に賛成。自民党(内川和久、北原ともあき、いでい良輔)、公明党(木村公一、久保りか)、民主党(酒井たくや)、石坂わたる(無所属)、奥田けんじ(無所属)の各議員は、採択に反対。結果は賛成少数により「不採択」となりました。
議員による質疑では、現在も希望すれば委員長の判断により傍聴が可能なこと(「個人情報や中立的審議が確保できない場合は非公開もあり得る」との役所側答弁も)が強調され、特に改めて制度化する必要性はないとの方向で議論が進みました。また、この陳情について特に報酬審議会の委員には報告していないこと、審議会の日程が決まるのは区報に載せるには間に合わないがホームページなら可能(今までホームページで広報されていない)なことがわかりました。また、自民のいでい議員は「報酬審議会は『高過ぎる報酬を削減するために』開催されるものではありませんね」「非公開にしているわけではありませんね」「閉ざされた場で決めているわけではありませんね」と役所側に次々と確認、現状の正当化に終始していました。
私が強調したかったのは、一度も傍聴希望がない現状の背景に、広報の圧倒的な不足があり、そもそも議員や区長の雇い主である区民の傍聴を想定していないことが問題ではないか、ということです。それを改善するには、傍聴を正式に位置づけ、そのことをきちんと広報することに意味があると考えました。しかし、議員の多くが「現状に特に問題はない」との姿勢に終始し、曖昧な現状が追認されたのは残念でした。また、傍聴席が必要以上に後ろに離されていて、マイクも使わないため音声が聞き取りづらかったです。改善を求めます。
不採択にはなりましたが、報酬審議会の開催と傍聴をきちんとホームページで広報させるよう、引き続き働きかけていきたいと思います。これは担当の経営室が決断すれば簡単にできることなのですから。皆さんもぜひ、経営室まで「今後は報酬審議会の開催と傍聴の呼びかけをホームページできちんと行ってください」と声を届けてください。また、議員と区長の引き上げられた報酬の年間金額(議員990万円、区長2,088万円)についても、区報とホームページできちんと広報するよう伝えてください。
◆中野区役所経営室経営担当 (TEL)03-3228-8811 (FAX)03-3228-5647
※委員会室を出たところでめげずに記念撮影。傍聴された方に撮っていただきました。
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[説明資料] 2015年3月9日 杉原浩司
【陳情内容】
②高過ぎる報酬を削減するために、報酬審議会の傍聴を公式に認め、開かれた場で議論を始めてください。
<問題の背景>
●そもそも、区民が議員と区長などの報酬を知らない。
・例えば、議員(967万円→990万円)、区長(2,039万円→2,088万円)の報酬金額を聞いて、多くの区民がその高さに驚き、「ぶち切れる」との感想さえあった。
・なかの区報には月額の引き上げ額しか記載されていないため、区民は「少し上がっただけ」という感想を抱くのではないか。現職議員の方も電話で「月1,100円だけですから」と話されていた。年間の引き上げ分をきちんと広報すべき。
●そもそも、区民が「特別職報酬等審議会」の存在を知らない。
・今まで傍聴希望者はゼロ(!)。広報が足りないのではないか。
・ホームページには答申は載っているが、議事録や資料は区役所内の区政資料センターに行かないと閲覧できない。せめて議事録くらいはホームページに掲載すべき。
・10人の委員中、2人の公募区民が入っているが、その区民がどのような意見・感想を持っているのかが明らかにされていない。区民公募の意義がきちんと表現されていないのはもったいない。
・議員や区長などの雇い主は区民。区民側ももっと関心を持って、自分たちの税金の使い道をチェックしなければいけない。
<報酬審議会の答申について>
●「タブレット端末による会議運営の試行」を「高く評価」とあるが、それ以前に、議員の議案への賛否を議会事務局が把握すらしていないことを改善すべきではないか。
●何を基準にして評価すべきか。
・他の区を基準に考えるのではなく、区民の暮らしと意識を基準にして評価すべき。例えば、小金井市議会は「市民感情を考えて」報酬引き上げ提案自体を行わなかった。「他区との乖離を少しでも是正」とあるが、「区民との乖離を少しでも是正」すべき。
●例えば、1円以上の領収書添付が全国でも際立って遅れた政務活動費の関連文書のネット公開が行われていない点、「歩いて5分でも3,000円」の費用弁償が温存されている点など、「議員とカネ」のあり方に多くの問題点が残っている。報酬引き上げの議論は、少なくともこれらがすべてクリアーされた時点で始めるべきではないか。
<改善点の要望>
●公式に傍聴の手続きを制度化したうえで、それを区民に対して、様々な方法で広く周知してほしい。
●報酬審議会の議事録のネット公開を。
●今回実施された議員・区長の報酬引き上げについて、区民アンケートを行い、意識を探ってほしい。また、この問題について、区民との意見交換会を開催してほしい。
●なかの区報やホームページにおいて、年間の報酬引き上げ額をきちんと公表してほしい。

